草星舎ブログ

「落語に見る食の風景 その2」が開催されました!

2017年11月4日(土)東京都薬用植物園 研修室におきまして講師に一升亭 呑介さんをお迎えいたしまして「落語に見る食の風景 その2」が開催されました。

江戸時代後期には町人の文化が栄え、歌舞伎や文学、お洒落や美食といった日常生活にも文化的な楽しみを見出していた時代だったそうです。お酒が庶民の楽しみとなり、饅頭や羊羹などのお菓子も売られ、料理屋なども登場します。当時の庶民の生活を描いた落語にも食べ物の話がたくさんあるそうです。

江戸前(東京湾)でいい鰻がたくさん上がっていましたので、串焼きは当時のファストフードであり、江戸っ子の好物の一つになりました。したがって、落語の世界にも鰻屋が舞台になる話がいくつもあるそうです。また江戸っ子の甘味事情では、落語の世界でスィーツというと、代表は饅頭と羊羹、次いで団子や金団(きんとん)といったところだそうです。砂糖は極めて貴重な調味料で、庶民の口に当たり前のように入るようになったのは、江戸末期から明治になってからの話だそうです。それゆえ落語に登場する甘いものは、実に重要な演出グッズの役割を果たしているそうです。

一升亭 呑介さんの「鰻の幇間(うなぎのたいこ)」「饅頭こわい」や「転失気(てんしき)」の噺で、食に関する悲喜こもごも、江戸の食いしん坊たちが活躍する落語で皆さまには大いに笑っていただきました。

講師の一升亭 呑介さん、参加して頂きました皆さま有難うございました。

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